白川静の本 1

日記

今回は白川静の話です。

「みえるもの・みえないもの」…別冊太陽 白川静の世界(平凡社) に掲載された、岡野玲子との対談に、あることば。
甲骨文、金文の話から王羲之の書の話になり、


「最初の様式が成立した時がね、いちばん充実しとる」白川静談

「桂東雑記1」白川静 平凡社


そうすると、

「…(略)それを模倣しようとしても、別の人間には絶対同じ道は辿れないものだから、最初に出会った時の力というものが美となっている。美ってそういうものだと私思うんですけれども」岡野玲子談

「桂東雑記1」白川静 平凡社


と受けていて、初めて見た表現。感服です。

出典

「桂東雑記1」白川静 平凡社

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