舞踏詩/望月雄史

 
3つの舞踏詩(ギター独奏のための)
    1)祈祷
    2)詠唱
    3)駿雨  ♪サンプル音源を聴く!
3つのパヴァーヌ(ギター独奏のための)
    1)(T.S.の想い出に)
    2)( … ) ♪サンプル音源を聴く!
    3)(骨 ⊃ 雪)
坂野嘉彦 作曲
発売日:2003年5月30日
定価:2000円(税込み)
現状:販売中…お問い合わせ、ご注文はこちらから。
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=自ら語る、今聴いて思う=
音楽活動をはじめて何年かたったのち、自分だけの作品としてのソロCDを創ってみたいという構想が沸き上がったことはごく自然なことでした。その折は音楽活動をはじめた時からとてもお世話になっている坂野嘉彦氏の作品しかない、…なんとなくずっとそんな気持ちがあったのです。そう思っていると不思議なもので、氏はわざわざ私の演奏と録音用に曲を提供してくれたのでした。2001年から2002年のことです。
当時坂野氏とは氏の演奏するクラリネットと私のギターとのデュオをやっておりました。主にクラシックがレパートリーでしたが、当時はまだ珍しかった取り合わせで、名曲でもほとんど適正な楽譜がなく手分けしてオリジナルで編曲しておりました。あとは当時そんなに有名でなかったピアソラ等、意欲的に楽曲を開拓していたのです。その強固なまでに共有した音楽性と人間関係における延長からこの作品発露するに至った…というのも確かにありましたが、まずフォーカスされるのは当時の坂野氏の作曲家伊福部昭への興味と、当時の私自身の異常なまでの内向的な性格です。制作してもはや10年たちましたが、自分としてとても愛着があります。しかし、完成とともに「埋葬されてしまった」感はあるのです。既に過去になってしまっているのです。

具体的な曲解説はCDのライナーに作曲者自身のペンで記されているので、私はこの愛すべき作品の演奏と録音思い出と作品に感じた印象等を…。

「舞踏詩」は演奏も難しく録音は大変でした。楽曲は冷静なものとしての「知性」と抑えきれないようにほとばしる「情熱」が入り乱れていて、非常にエネルギーのある作品という印象でした。「音楽」が限界ギリギリなのです。

「パヴァーヌ」は作曲される直前にこの世を去った、坂野氏と私の共通の知人へのオマージュや、それに付随する我々の共通の生活がテーマになっています。氏も解説に書いていますが、当時よく私が演奏していたルイス・ミランのビウエラの為の作品集から影響を受けた曲です。しかし、その作品の内向性は当時の私自身と恐ろしい程一致していて、ルイス・ミランを引き合いに出して解説するだけでは憚れます。むしろ私の心の立体的なポートレートといえるでしょう。

2010年2月
2013年9月加筆

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